矯正歯科医には3段階のグレードがあります
矯正歯科医には3段階の
グレードがあります
矯正歯科医の入門資格 日本矯正歯科学会認定医
日本には矯正歯科を手がける歯科医が2万人以上います。しかし、その中で矯正歯科の正式なトレーニングを大学病院で行い、矯正歯科医としての第一段階の資格である「認定医試験」に合格したものは3000人ほどです。それ以外の17000人ほどは、自称矯正歯科医ということになります。
法律上は歯科医であればどの分野の治療をしてもよいのですが、眼科の先生が胃の手術をしたりしないように、矯正のような専門性の高い治療はやはりトレーニングと経験を積んだ矯正歯科医に任せましょう。
「認定医」になるためには
①5年以上日本矯正歯科学会の会員であること
②大学の矯正歯科で2年以上基本研修に従事すること
③学会指導医の下でさらに3年以上矯正歯科に専門的に従事すること
④学会誌にオリジナル論文を発表すること
⑤学会の定める試験に合格することが最低限必要になります。
以上の点をすべて満たすと、学会認定医として資格証が交付され、公式に矯正歯科医として自分の判断で治療することができるようになります。
試験要項を見てもわかるように、認定医になるだけでも容易なことではありません。認定医は数が多いので、全国どのエリアにも在籍していますので、矯正歯科治療は最低限、認定医に担当してもらいましょう。
*矯正歯科には名称の紛らわしいいくつかの団体があります。日本の矯正歯科を代表する公的な団体は「日本矯正歯科学会」です。担当医の資格を確認するときは、「日本矯正歯科学会認定医」であることを一字一句お確かめください。
日本矯正歯科学会のページ

矯正歯科医の入門資格
日本矯正歯科学会認定医
日本には矯正歯科を手がける歯科医が2万人以上います。しかし、その中で矯正歯科の正式なトレーニングを大学病院で行い、矯正歯科医としての第一段階の資格である「認定医試験」に合格したものは3000人ほどです。それ以外の17000人ほどは、自称矯正歯科医ということになります。
法律上は歯科医であればどの分野の治療をしてもよいのですが、眼科の先生が胃の手術をしたりしないように、矯正のような専門性の高い治療はやはりトレーニングと経験を積んだ矯正歯科医に任せましょう。
「認定医」になるためには
①5年以上日本矯正歯科学会の会員であること
②大学の矯正歯科で2年以上基本研修に従事すること
③学会指導医の下でさらに3年以上矯正歯科に専門的に従事すること
④学会誌にオリジナル論文を発表すること
⑤学会の定める試験に合格することが最低限必要になります。
以上の点をすべて満たすと、学会認定医として資格証が交付され、公式に矯正歯科医として自分の判断で治療することができるようになります。
試験要項を見てもわかるように、認定医になるだけでも容易なことではありません。認定医は数が多いので、全国どのエリアにも在籍していますので、矯正歯科治療は最低限、認定医に担当してもらいましょう。
*矯正歯科には名称の紛らわしいいくつかの団体があります。日本の矯正歯科を代表する公的な団体は「日本矯正歯科学会」です。担当医の資格を確認するときは、「日本矯正歯科学会認定医」であることを一字一句お確かめください。
日本矯正歯科学会のページ

矯正歯科医のA級ライセンス 日本矯正歯科学会専門医
日本矯正歯科学会では認定医の中で「特別に技術と経験が優秀であるものを選抜」して、日本矯正歯科学会専門医という名称の特別資格を与えています(認定医の中から選抜されます)。
「専門医」になるためには
①まず認定医試験には合格していること
②10年以上の会員歴があること
③学会誌にオリジナル論文を発表すること
④学会の定めた10種類の課題症例を治療し、結果を報告して試験に合格することが最低限必要になります。
特に4番目の試験項目が難問です。優しいケースを選んで数だけ揃えるというわけにはいきません。10種類の課題症例の中の半分くらいは相当な難症例が含まれていますので、合格基準をクリアするレベルで治すのは至難の業です。
従って、専門医試験の年間合格者5-6名とごくわずかで、2017年現在で314名しかおりません。「日本矯正歯科学会専門医」は世界的なレベルで通用する、日本を代表するプロ中のプロの矯正歯科医です。
*矯正歯科には名称の紛らわしいいくつかの団体があります。日本の矯正歯科を代表する公的な団体は「日本矯正歯科学会」です。担当医の資格を確認するときは、「日本矯正歯科学会専門医」であることを一字一句お確かめください。
日本矯正歯科学会のページ
*当会では矯正治療希望者のご要望をお伺いした上でマッチングを行い、厳選した「専門医」をご紹介します。
専門医紹介コーナーへ

矯正歯科医のA級ライセンス
日本矯正歯科学会専門医
日本矯正歯科学会では認定医の中で「特別に技術と経験が優秀であるものを選抜」して、日本矯正歯科学会専門医という名称の特別資格を与えています(認定医の中から選抜されます)。
「専門医」になるためには
①まず認定医試験には合格していること
②10年以上の会員歴があること
③学会誌にオリジナル論文を発表すること
④学会の定めた10種類の課題症例を治療し、結果を報告して試験に合格することが最低限必要になります。
特に4番目の試験項目が難問です。優しいケースを選んで数だけ揃えるというわけにはいきません。10種類の課題症例の中の半分くらいは相当な難症例が含まれていますので、合格基準をクリアするレベルで治すのは至難の業です。
従って、専門医試験の年間合格者5-6名とごくわずかで、2017年現在で314名しかおりません。「日本矯正歯科学会専門医」は世界的なレベルで通用する、日本を代表するプロ中のプロの矯正歯科医です。
*矯正歯科には名称の紛らわしいいくつかの団体があります。日本の矯正歯科を代表する公的な団体は「日本矯正歯科学会」です。担当医の資格を確認するときは、「日本矯正歯科学会専門医」であることを一字一句お確かめください。
日本矯正歯科学会のページ
*当会では矯正治療希望者のご要望をお伺いした上でマッチングを行い、厳選した「専門医」をご紹介します。
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研修医の教育係 日本矯正歯科学会指導医
また専門医とは別に学会では、矯正歯科の研修医を指導監督する特別の教官資格として、日本矯正歯科学会指導医という制度を敷いています(認定医の中から選抜されます)。
指導医になるには、大学の矯正歯科において教育指導歴が3年以上あることが必要となります。
*専門医制度とは別に矯正歯科学の学位(歯学博士)というものがあります。これは矯正歯科学の研究の成果として、大学から与えられたもので治療技術とは特に関係はありません。ただ、学問として歯科矯正学をとらえて研究する能力があるということは確かですので、先生の人となりを評価する一つの指標にはなると思います。
矯正歯科医のグレードのまとめ
①認定医(大学の助手クラスに相当)
②認定医+専門医または指導医(大学の講師クラスに相当)
③認定医+専門医+指導医(大学の准教授クラスに相当)
④認定医+専門医+指導医+歯学博士(大学の教授クラスに相当)
*認定医がなければ公の場では矯正歯科医とは言いにくいといわざるを得ません。4つの資格の中で治療に関係する最も重要な資格は「専門医」です。指導医もあればより安心(なくても問題なし)、歯学博士は治療技術の評価としては、ほとんど意味がないという認識で大丈夫です。

研修医の教育係
日本矯正歯科学会指導医
また専門医とは別に学会では、矯正歯科の研修医を指導監督する特別の教官資格として、日本矯正歯科学会指導医という制度を敷いています(認定医の中から選抜されます)。
指導医になるには、大学の矯正歯科において教育指導歴が3年以上あることが必要となります。
*専門医制度とは別に矯正歯科学の学位(歯学博士)というものがあります。これは矯正歯科学の研究の成果として、大学から与えられたもので治療技術とは特に関係はありません。ただ、学問として歯科矯正学をとらえて研究する能力があるということは確かですので、先生の人となりを評価する一つの指標にはなると思います。
矯正歯科医のグレードのまとめ
①認定医(大学の助手クラスに相当)
②認定医+専門医または指導医(大学の講師クラスに相当)
③認定医+専門医+指導医(大学の准教授クラスに相当)
④認定医+専門医+指導医+歯学博士(大学の教授クラスに相当)
*認定医がなければ公の場では矯正歯科医とは言いにくいといわざるを得ません。4つの資格の中で治療に関係する最も重要な資格は「専門医」です。指導医もあればより安心(なくても問題なし)、歯学博士は治療技術の評価としては、ほとんど意味がないという認識で大丈夫です。

指導医と専門医はどう違うのか

ところが指導医になるには、治療の技術の善し悪しは問われていないと言う問題があります(大学に一定期間在籍すればよい)。教える技術と実際に治療する技術は必ずしも一致していません。教師よりも勉強のできる学生、監督よりも優れた選手などがいるのと同じで、認定医の中には指導医以上の治療技能を持つものが少なくありません。そこで実際の治療技術に秀でたものを選抜したのが、「専門医」といえるでしょう。現役のプレーヤーとして一流であることを証明する資格と考えて間違いありません。従って、実際に治療を受ける患者様の立場で考えると、「専門医」の方がより重要といえるでしょう。
矯正歯科を標榜する医院に認定医や専門医がいるとは限りません。というのは、現在の日本の法律では、歯科医師である限り法律上はどの専門分野の治療をしても良いことになっているからです。しかし、耳鼻科の先生が胃の手術はしないのと同様、矯正歯科の分野は矯正歯科の専門医が担当するのが当たり前のことなのです。逆に、矯正歯科専門医は、虫歯や、入れ歯の治療は自分ではしません(できない)。担当医の資格は必ず確認しましょう(矯正歯科専門の開業医院であれば、たいてい待合室に資格証が掲示してあります)。
いずれにしても、安心して矯正歯科治療を受けるには「日本矯正歯科学会専門医」が望ましいのですが、最低限学会認定医の治療を受けましょう。一度受けた治療は元に戻すことができないのですから。
*当会では矯正治療希望者のご要望をお伺いした上でマッチングを行い、厳選した「専門医」をご紹介します。
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