Q&A 矯正治療に関するよくあるご質問

Q&A 
矯正治療に関するよくあるご質問

その他

矯正治療は健康保険が適用されますか?

ほとんどの矯正治療は適用されませんので、自費の支払いとなります。
ただし先天的疾患を持っている方、顎自体の位置がズレていて外科手術を伴う治療が必要な方など、国が定めた特定の症状に限り健康保険が適用されます。

矯正装置をつけると声の発音がしづらくなりますか?

歯の表側につける矯正装置の場合はほとんど影響はありません。ただし歯の裏側につける矯正装置の場合や矯正治療が終わった後につける保定装置(リテーナー)は、最初のうちは発音がしにくくなることがありますが、ほとんどの場合は1〜2週間ほどで慣れてきて普通に発音できるようになります。

矯正中の運動や楽器の演奏は問題ありませんか?

スポーツや運動をすること自体は全く問題ありません。
ただし、ボクシング、柔道、空手など激しいスポーツは口の周りを強く打ったりして矯正装置がこわれたり、口の中をケガしてしまうおそれがありますので十分に気をつけてください。
 
楽器に関しては影響のないものが多いですが、一部の吹奏楽器では歯やアゴに力をかけることもあり、慣れるまでに苦労することもあります。

治療後にまた歯並びが悪くなることはありますか?

矯正治療で歯を動かし終わった後もそのまま歯がその位置で安定するまで保定装置で支えておいてあげなければなりません。
この保定装置を装着していなかったり、保定期間やケアが不十分だとせっかく矯正治療で動かした歯が元あった場所に戻ってしまう「後戻り」という現象を起こします。
後戻りが起きないように治療が終わった後もしっかりとケアをすることがとても重要です。

差し歯やブリッジがあっても矯正治療はできますか?

状態に問題がなければ可能です。
差し歯の場合は現在の悪い歯並びに合わせて無理につくっていることが多いので、矯正治療が終わってきれいな歯並びになったところで作り直さなければならないことがあります。
ブリッジの場合、矯正治療では歯を動かすためのスペースが必要なことが多いためブリッジの橋渡し部分を切断してそのスペースを利用しますが、その場合ブリッジや冠の作り直しが必要となります。
また、差し歯もブリッジも必要がなければそのまま利用することもあり、対応はケースによって様々です。
担当の医師とよく相談をしてください。

矯正治療中に妊娠や出産をしても大丈夫ですか?

問題ありません。
ただし、抜歯に伴う麻酔や抗生物質の服用、レントゲン撮影は控えなければなりません。
妊娠がわかった場合はこれらに配慮して治療を進めていきますが、出産に支障をきたすと判断した場合には治療を中断することもあります。
また、妊娠・出産時は歯肉炎や虫歯になりやすい傾向がありますので十分な注意が必要です。