ABOUT 矯正を知る

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良い歯科医院の選び方

 

● インフォームドコンセントは重要!

歯科医が診断・治療法・費用などについて患者に詳しく説明し、患者はその説明を十分に理解し納得した上で治療に同意するという、この過程をインフォームド・コンセントといいます。
当然と言えば当然のことなのですが、日本では意外とこのインフォームド・コンセントが馴染んでないのが実状のようです。たまにいませんか?むすっとした顔でほとんど説明もしてくれず、治療に関してこちらからいろいろ聞きたくても、どうも聞ける雰囲気じゃないお医者さんって・・・。
日本人は控えめな人が多いので、なんとなく遠慮してしまいがちですが、そこで怖じ気づいてはいけないのです! 医師も患者も対等な立場、しっかりと聞きたい事は質問し、それに対してきちんと納得のいく説明をしてくれるお医者様こそ、いい歯科医と言えるのではないでしょうか。
これからは欧米並みに日本でもどんどん徹底していくものと思われます。
 

● セカンド・オピニオンを聞こう!

1つの病状について、2人以上の医師の意見を聞く事を、セカンド・オピニオンといいます。日本では、かかりつけの医師以外の医師に診てもらうということは遠慮があったり、医師の方も不快に思ったりするので、セカンド・オピニオンもまた得られにくい習慣があったようです。しかし、日本でも最近は頻繁に医療ミスなどが報道されるなど、医師の信頼にも影響を及ぼす時代になってきました。結果、日本でもセカンド・オピニオンが重要視されるようになってきたというわけです。
複数の医師の意見を聞くということは誤りを防ぐには欠かせないことなのです。 私たちも1人の医師を絶対的なものとして100%信用してしまわず、不安なことや納得のいかないことがあったら、きちんとセカンド・オピニオンを聞くという努力と責任が必要なのではないでしょうか。
ですから、矯正治療を開始する前にも、複数の医院で相談を受けてみる事をおすすめしたいのです。 
 

● 日本矯正歯科学会「専門医」を選ぼう!

さて、歯列矯正は歯科医の資格さえあれば、全く経験がなくても『矯正』の看板を掲げて、治療が行える事をご存知ですか?「えーっ?」という声が聞こえてきそうですが、日本ではこれが実状です。ところが日本にもちゃんと「矯正歯科専門医制度」というものがあり、経験や知識に関して特定の条件を満たす『矯正専門医』がいるのです! (くわしくは コチラをご覧下さい)歯列矯正については、一般歯科の先生が他の歯の治療と一緒にやっているところではなく、日本矯正歯科学会「専門医」の資格を持つ先生がいらっしゃる医院が安心です。
 
一概には言えませんが、一般の歯科医が治療を行っているところでは、長年装置をつけても、結局歯があまり動かなかったり、きれいに揃わなかったり、ひどい場合は途中でギブアップする場合もあるのです。 みなさんの周りにもいませんか?八重歯を4年も5年もかけて治療中のお友達って・・・。 それだけ、矯正の技術は難しく特別な技量と経験が必要なのです。歯科医の資格があると言っても、一般歯科とは全く違った技術を要する為、見よう見まねでできるものではないのです。
きちんとした矯正歯科医は虫歯の治療や、矯正に必要な抜歯などは本人は行わず、他の一般歯科医院、もしくは同じ医院内でも、一般歯科医に治療をしてもらい、矯正歯科医はあくまでも矯正治療しか行いません。もちろん一般の先生でも長年の経験があり、確かな技術を持っていらっしゃる場合もあるでしょう。しかし、それを見分けるのは大変難しいことなのです。
 
矯正治療は、技術と経験が非常に大切な治療です。やはり矯正歯科の信頼できる専門家に相談しましょう。「専門医」は認定医の中から選抜された矯正歯科のプロ中のプロで、最も頼りになる矯正歯科の専門家です。矯正歯科に関しては日本矯正歯科学会「専門医」にご相談されることをお勧めします。派手な広告に踊らされて、安易に治療を始めると将来後悔する可能性大です。 
 

●「歯科医院」の基本的な分類

歯科医師が現在診療出来る診療科は、歯科・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔 外科の4種類です。ところが現在の日本の法律では、大学歯学部を卒業して国家試験に合格したその日から、どの診療科で開業しても良いことになっているので、日本矯正歯科学会の専門医の基準を満たしていなくても堂々と矯正歯科医を名乗る事が出来るわけです。これでは、良質の矯正治療を受けたい患者さんはどうやって本物の矯正歯科医院を選べばいいのでしょうか?
 
矯正歯科医院の種類について
《 矯正専門医院 》
「○○矯正歯科」と看板に書いてあっても、それは“当院は矯正歯科しかやっていません”と言っているだけであって、必ずしも矯正歯科の専門医が治療をしてくれるという意味ではありません。
では先ほどの専門医ならば看板とか、タウンページにそのことが書かれていても良さそうなのですが、日本の現在の法律では、医院の広告が厳しく制限されていて専門医資格の有無とか、学位の有無とか、出身大学とか他医院と差別化するような内容は不特定多数の目に付くところには書いてはいけないことになっているのです。何とも理不尽なルールです。ですから、見かけ上はどの矯正歯科も専門医に見えてしまいますが内容はそうではありません。  
しかし医療法では、医院の内部の掲示物に関しては制限はないので、専門医であれば専門医証が掲示してあるはずです。ただその時、“日本矯正歯科学会”が発行したものであることを確かめましょう。日本矯正歯科学会は厚生労働省と日本歯科医師会が認めた公的機関ですが、世の中には私的懇談会やただのサークル的グループが曖昧な基準で勝手に発行した「○○専門医」というのが無数にあるのできちんと区別して考えなければいけません。何も掲示してなくて心配な場合は、はっきり先生自身か院内の衛生士に聞いてみて確認してみましょう。曖昧な答えをするようであれば資格を持っていない可能性があります。
専門医が治療している矯正歯科医院であれば矯正治療の質がしっかり確保されていると考えて良いと思いますが、逆に矯正専門医は矯正歯科以外の治療の修行はしていないので、矯正中に虫歯の治療や口腔外科の処置が必要になった場合は、提携先の別の医院に行くか自分で適当な医院を探さなくてはならないことになります。当然、矯正治療に行った日とは別に、それらの処置に通うことになり患者様のサービスという観点から見ると不便さは否定できません。
 
《 一般歯科で矯正を行っている医院 》
最近では一般歯科の医院でも矯正治療を手がけるところが多くなってきています。1カ所で何でもしてもらえて良さそうな気がしますが、次の点に注意しなくてはいけません。
 
1:まず一般歯科を担当している先生と矯正歯科を担当している先生が別かどうか。普段、虫歯の治療や入れ歯の治療をしている先生が、片手間に矯正をしている場合は高い確率で矯正歯科の専門医ではありません。このような医院はおよそ避けるべきです。
 
2:仮に矯正歯科は別の先生が担当していたとしても、その先生が専門医であるとは限りません。この場合も、資格があればたいてい待合室か診療室に資格証が掲示してありますので確認しましょう。
 
3:矯正歯科の治療日は月に何回あるか。矯正歯科をやっているとは言っても毎日ではなく月に1、2回しかやっていない医院が数多くあります。このようなところは、非常勤のバイトの専門医を雇用しているところです。このような場合、トラブルがあっても普段は矯正歯科医がいないので、専門的な処置を受けることが出来ず翌月回しになって治療が遅れる場合があります。また、バイトで来ている先生は、大学からの派遣が多くまだ専門医の資格が取れていない研修医が来ているところもありますから、その辺りもチェックが必要です。
 
1番理想的なのは、歯科・矯正歯科・口腔外科の各専門医が常勤していて、 チーム医療で1人の患者さんの治療をしてくれる医院です。この場合、矯正治療中に虫歯の治療が必要になった時も、矯正治療日に同時に虫歯の治療も出来ますし、口腔外科的処置が必要な時も、専門医同士がその場で連携を取りながら最適な処置をすることが出来ます。
 
《 美容矯正クリニックおよび審美歯科医院 》
一概にはいえない事ですが、このタイプの医院は、本格的に矯正をするということはほとんどなく、矯正装置を一時的に利用して大体およそのところまで並べたところで、前歯6本くらいを全部差し歯にしてしまって、手っ取り早く配列を整えるというやり方です。
場合によっては矯正は全くせずに、位置異常歯は抜いてしまって人工歯を取り付けることすらあります。こういった方法を 用いることで、あまりにも短期間の治療を実現しています。これらは矯正治療とは全く似て非なるもので、おまけに矯正治療費と差し歯の治療費は別々にかかるわけですから、医院にとってはまさに一粒で二度おいしい状態になるわけです。
しかも差し歯は天然歯と違ってどんなに手入れを良くしても、10年くらいで 作り替えていかなければきれいな状態を保つことは出来ないので、次々と費用と時間がかかることになります。芸能人や特殊な事情がある場合を除いておすすめ出来ません。
 
《 大学病院の歯科矯正科 》
大学病院は基本的に研究・教育を行う医療機関なので患者様本意という観点では期待するサービスが受けられないところです。大学病院でしか出来ない高度先進医療であるとか、仮に実験ではあってもそれしか治療法がないという医療を受けるのであれば、大学病院での治療も一つの選択肢ではありますが、矯正治療はその種の治療ではありません。
教育機関の宿命とは言え、多くの場合は認定医資格を得ようとする矯正歯科医の卵たちの修行の場として使われていますので、大学病院での受診は、歯医者さんを育てるために一肌脱ぐという、ある種のボランティア精神が必要です。治療費も大学病院だから必ずしも安いと言うことはありません。
 

● 自分にとって何が重要かじっくり考えましょう!

以上、矯正歯科医院といってもいろんな種類があることがおわかりいただけたと思います。自分の環境、価値観、情報の信頼性を判断して結論を出してみてください。ただ、矯正が確実に定着してきていることは事実ですから、「恥ずかしい」とか「カッコ悪い」という理由で差し歯にするような選択は後悔の可能性大と言えるでしょう。
 
スマイルガイドのホームページでは矯正歯科のA級ライセンス「日本矯正歯科学会専門医」の中から厳選します 。矯正歯科の選択としてはより安心、より確実な選択肢の中からご自分に合った医院を選ぶことができます。
 

良い歯科医院の選び方

 

● インフォームドコンセントは重要!

歯科医が診断・治療法・費用などについて患者に詳しく説明し、患者はその説明を十分に理解し納得した上で治療に同意するという、この過程をインフォームド・コンセントといいます。
当然と言えば当然のことなのですが、日本では意外とこのインフォームド・コンセントが馴染んでないのが実状のようです。たまにいませんか?むすっとした顔でほとんど説明もしてくれず、治療に関してこちらからいろいろ聞きたくても、どうも聞ける雰囲気じゃないお医者さんって・・・。
日本人は控えめな人が多いので、なんとなく遠慮してしまいがちですが、そこで怖じ気づいてはいけないのです! 医師も患者も対等な立場、しっかりと聞きたい事は質問し、それに対してきちんと納得のいく説明をしてくれるお医者様こそ、いい歯科医と言えるのではないでしょうか。
これからは欧米並みに日本でもどんどん徹底していくものと思われます。
 

● セカンド・オピニオンを聞こう!

1つの病状について、2人以上の医師の意見を聞く事を、セカンド・オピニオンといいます。日本では、かかりつけの医師以外の医師に診てもらうということは遠慮があったり、医師の方も不快に思ったりするので、セカンド・オピニオンもまた得られにくい習慣があったようです。しかし、日本でも最近は頻繁に医療ミスなどが報道されるなど、医師の信頼にも影響を及ぼす時代になってきました。結果、日本でもセカンド・オピニオンが重要視されるようになってきたというわけです。
複数の医師の意見を聞くということは誤りを防ぐには欠かせないことなのです。 私たちも1人の医師を絶対的なものとして100%信用してしまわず、不安なことや納得のいかないことがあったら、きちんとセカンド・オピニオンを聞くという努力と責任が必要なのではないでしょうか。
ですから、矯正治療を開始する前にも、複数の医院で相談を受けてみる事をおすすめしたいのです。 
 

● 日本矯正歯科学会「専門医」を選ぼう!

さて、歯列矯正は歯科医の資格さえあれば、全く経験がなくても『矯正』の看板を掲げて、治療が行える事をご存知ですか?「えーっ?」という声が聞こえてきそうですが、日本ではこれが実状です。ところが日本にもちゃんと「矯正歯科専門医制度」というものがあり、経験や知識に関して特定の条件を満たす『矯正専門医』がいるのです! (くわしくは コチラをご覧下さい)歯列矯正については、一般歯科の先生が他の歯の治療と一緒にやっているところではなく、日本矯正歯科学会「専門医」の資格を持つ先生がいらっしゃる医院が安心です。
 
一概には言えませんが、一般の歯科医が治療を行っているところでは、長年装置をつけても、結局歯があまり動かなかったり、きれいに揃わなかったり、ひどい場合は途中でギブアップする場合もあるのです。 みなさんの周りにもいませんか?八重歯を4年も5年もかけて治療中のお友達って・・・。 それだけ、矯正の技術は難しく特別な技量と経験が必要なのです。歯科医の資格があると言っても、一般歯科とは全く違った技術を要する為、見よう見まねでできるものではないのです。
きちんとした矯正歯科医は虫歯の治療や、矯正に必要な抜歯などは本人は行わず、他の一般歯科医院、もしくは同じ医院内でも、一般歯科医に治療をしてもらい、矯正歯科医はあくまでも矯正治療しか行いません。もちろん一般の先生でも長年の経験があり、確かな技術を持っていらっしゃる場合もあるでしょう。しかし、それを見分けるのは大変難しいことなのです。
 
矯正治療は、技術と経験が非常に大切な治療です。やはり矯正歯科の信頼できる専門家に相談しましょう。「専門医」は認定医の中から選抜された矯正歯科のプロ中のプロで、最も頼りになる矯正歯科の専門家です。矯正歯科に関しては日本矯正歯科学会「専門医」にご相談されることをお勧めします。派手な広告に踊らされて、安易に治療を始めると将来後悔する可能性大です。 
 

●「歯科医院」の基本的な分類

歯科医師が現在診療出来る診療科は、歯科・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔 外科の4種類です。ところが現在の日本の法律では、大学歯学部を卒業して国家試験に合格したその日から、どの診療科で開業しても良いことになっているので、日本矯正歯科学会の専門医の基準を満たしていなくても堂々と矯正歯科医を名乗る事が出来るわけです。これでは、良質の矯正治療を受けたい患者さんはどうやって本物の矯正歯科医院を選べばいいのでしょうか?
 
矯正歯科医院の種類について
《 矯正専門医院 》
「○○矯正歯科」と看板に書いてあっても、それは“当院は矯正歯科しかやっていません”と言っているだけであって、必ずしも矯正歯科の専門医が治療をしてくれるという意味ではありません。
では先ほどの専門医ならば看板とか、タウンページにそのことが書かれていても良さそうなのですが、日本の現在の法律では、医院の広告が厳しく制限されていて専門医資格の有無とか、学位の有無とか、出身大学とか他医院と差別化するような内容は不特定多数の目に付くところには書いてはいけないことになっているのです。何とも理不尽なルールです。ですから、見かけ上はどの矯正歯科も専門医に見えてしまいますが内容はそうではありません。  
しかし医療法では、医院の内部の掲示物に関しては制限はないので、専門医であれば専門医証が掲示してあるはずです。ただその時、“日本矯正歯科学会”が発行したものであることを確かめましょう。日本矯正歯科学会は厚生労働省と日本歯科医師会が認めた公的機関ですが、世の中には私的懇談会やただのサークル的グループが曖昧な基準で勝手に発行した「○○専門医」というのが無数にあるのできちんと区別して考えなければいけません。何も掲示してなくて心配な場合は、はっきり先生自身か院内の衛生士に聞いてみて確認してみましょう。曖昧な答えをするようであれば資格を持っていない可能性があります。
専門医が治療している矯正歯科医院であれば矯正治療の質がしっかり確保されていると考えて良いと思いますが、逆に矯正専門医は矯正歯科以外の治療の修行はしていないので、矯正中に虫歯の治療や口腔外科の処置が必要になった場合は、提携先の別の医院に行くか自分で適当な医院を探さなくてはならないことになります。当然、矯正治療に行った日とは別に、それらの処置に通うことになり患者様のサービスという観点から見ると不便さは否定できません。
 
《 一般歯科で矯正を行っている医院 》
最近では一般歯科の医院でも矯正治療を手がけるところが多くなってきています。1カ所で何でもしてもらえて良さそうな気がしますが、次の点に注意しなくてはいけません。
 
1:まず一般歯科を担当している先生と矯正歯科を担当している先生が別かどうか。普段、虫歯の治療や入れ歯の治療をしている先生が、片手間に矯正をしている場合は高い確率で矯正歯科の専門医ではありません。このような医院はおよそ避けるべきです。
 
2:仮に矯正歯科は別の先生が担当していたとしても、その先生が専門医であるとは限りません。この場合も、資格があればたいてい待合室か診療室に資格証が掲示してありますので確認しましょう。
 
3:矯正歯科の治療日は月に何回あるか。矯正歯科をやっているとは言っても毎日ではなく月に1、2回しかやっていない医院が数多くあります。このようなところは、非常勤のバイトの専門医を雇用しているところです。このような場合、トラブルがあっても普段は矯正歯科医がいないので、専門的な処置を受けることが出来ず翌月回しになって治療が遅れる場合があります。また、バイトで来ている先生は、大学からの派遣が多くまだ専門医の資格が取れていない研修医が来ているところもありますから、その辺りもチェックが必要です。
 
1番理想的なのは、歯科・矯正歯科・口腔外科の各専門医が常勤していて、 チーム医療で1人の患者さんの治療をしてくれる医院です。この場合、矯正治療中に虫歯の治療が必要になった時も、矯正治療日に同時に虫歯の治療も出来ますし、口腔外科的処置が必要な時も、専門医同士がその場で連携を取りながら最適な処置をすることが出来ます。
 
《 美容矯正クリニックおよび審美歯科医院 》
一概にはいえない事ですが、このタイプの医院は、本格的に矯正をするということはほとんどなく、矯正装置を一時的に利用して大体およそのところまで並べたところで、前歯6本くらいを全部差し歯にしてしまって、手っ取り早く配列を整えるというやり方です。
場合によっては矯正は全くせずに、位置異常歯は抜いてしまって人工歯を取り付けることすらあります。こういった方法を 用いることで、あまりにも短期間の治療を実現しています。これらは矯正治療とは全く似て非なるもので、おまけに矯正治療費と差し歯の治療費は別々にかかるわけですから、医院にとってはまさに一粒で二度おいしい状態になるわけです。
しかも差し歯は天然歯と違ってどんなに手入れを良くしても、10年くらいで 作り替えていかなければきれいな状態を保つことは出来ないので、次々と費用と時間がかかることになります。芸能人や特殊な事情がある場合を除いておすすめ出来ません。
 
《 大学病院の歯科矯正科 》
大学病院は基本的に研究・教育を行う医療機関なので患者様本意という観点では期待するサービスが受けられないところです。大学病院でしか出来ない高度先進医療であるとか、仮に実験ではあってもそれしか治療法がないという医療を受けるのであれば、大学病院での治療も一つの選択肢ではありますが、矯正治療はその種の治療ではありません。
教育機関の宿命とは言え、多くの場合は認定医資格を得ようとする矯正歯科医の卵たちの修行の場として使われていますので、大学病院での受診は、歯医者さんを育てるために一肌脱ぐという、ある種のボランティア精神が必要です。治療費も大学病院だから必ずしも安いと言うことはありません。
 

● 自分にとって何が重要かじっくり考えましょう!

以上、矯正歯科医院といってもいろんな種類があることがおわかりいただけたと思います。自分の環境、価値観、情報の信頼性を判断して結論を出してみてください。ただ、矯正が確実に定着してきていることは事実ですから、「恥ずかしい」とか「カッコ悪い」という理由で差し歯にするような選択は後悔の可能性大と言えるでしょう。
 
スマイルガイドのホームページでは矯正歯科のA級ライセンス「日本矯正歯科学会専門医」の中から厳選します 。矯正歯科の選択としてはより安心、より確実な選択肢の中からご自分に合った医院を選ぶことができます。